費用とは
費用とは、会社が収益を生み出すために使ったさまざまな出費のことを指します。
例を出すと商品や原料を買うために支払った仕入(代金)、 従業員に支払う給与手当などがこれに当たります。
費用という言葉は簿記の世界では損益計算書の借方に記載されます。
この上の図の場合、売上原価や給料という科目が費用に該当します。
また貸借対照表の他にも総勘定元帳や仕訳などにおいても常に意識すること言葉となります。
費用の例
簿記で扱われる勘定科目のうち、いくつか費用の例を書き出してみます。
ざっとあげただけでも以上のような勘定科目が費用として簿記の世界では扱われています。
これらの科目は企業が利益を生み出すために結果的に支払うことになっているお金(=費用)となります。
ぜひ、あなたが関わっている会社の企業活動をイメージした上で、どのようなものが費用として毎月でていっているのか、イメージしてみると、より費用についてのイメージが深まっていくかと思います。
なお、よく「費用を計上する」という言葉がありますが、この費用を計上するタイミングについては費用を支払ったときである、というのも覚えておくと良いでしょう。
費用を記述する際のルール
費用に関する科目は増加したら借方に、減少したら貸方に記載していきます。
簿記を学習していく上でこれらの考え方は基本中の基本となりますので、しっかりと頭に中に入れていきましょう。