補助簿とは?
仕訳帳と総勘定元帳は貸借対照表と損益計算書を作成するために必要な帳簿で、主要簿と呼ばれています。
これとは別に補助簿と呼ばれる、取引の詳細を別途記録する帳簿があります。
補助簿は名前の通り、主要簿の不十分なところを補うために特定の取引や勘定について記録する帳簿のことです。
日商簿記3級で出題される可能性のある補助簿の一覧
今回はこの中から当座預金出納帳について書いていきます。
当座預金出納帳について
当座預金出納帳は現金出納帳と書き方は似ています。
現金出納帳との違いは 借/貸
の項目があるのみです。
マイナス残高になった場合は借/貸
の項目が貸
となります。
なお、次月繰越は赤で記入しますが、試験では赤色のボールペンなどは使用できないので黒で記入します。
実際の記載例は下記の図のとおりです。

当座預金出納帳の書き方を覚える上でのポイント
- 現金出納帳とほとんど同じなので、併せて覚えるようにします。
- 預入と引き出しの合計金額は必ず一致します。
- また、残高と次月繰越の金額も必ず一致します。