【投資初心者がつみたてNISAで資産運用に挑戦】つみたてNISAで購入した銘柄の組み合わせ

NISAのはなし FIRE

新米社長は投資初心者

こんにちは、FIREを目指して日々事業を頑張り中&勉強中の新米社長です。

わたくし新米社長も、ついに先日つみたてNISA(ニーサ)の積立設定を完了させたところです。

今回は私がつみたてNISAで購入した銘柄について書いていきます。

私は投資初心者であり、つみたてNISAでは基本的に長期的な資産運用を前提とした堅い銘柄を組み合わせるようにしています。
(というか、そもそもつみたてNISAはそのような長期的な投資を前提とした制度ですが)

新米社長のつみたてNISA環境

私がつみたてNISAを行う環境について書いておきます。

おそらくこのようなつみたてNISAの設定は、初心者にもおすすめできる内容かと思います。

やはり手数料などを比較してみても楽天証券やSB証券などのネット証券の手数料の安さは魅力的ですし、インターネットを通じて積立設定や買付が行えるのは楽です。

投資初心者なら間違いなく楽天証券やSBI証券がオススメでしょう。

つみたてNISAの購入銘柄の組み合わせについて

つみたてNISAは長期的な保有を前提とした投資となるため、なるべく堅い銘柄を選ぶようにしました。

参考にした情報は初心者向けのつみたてNISA情報を発信しているサイト(検索すれば、たくさん出てくるので詳細は割愛します)や、楽天証券サイト内の銘柄ランキング的なものを参照して選択しています。

今回のように長期的な保有を前提とした投資の場合、なるべく皆が安定して持っているような銘柄のほうが安全だと思いました。
(勿論、投資商品には常にリスクが伴うので、完全に安定ということはないのですが)

では、早速購入した銘柄について紹介していこうと思います。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

まずは eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) です。

投資商品として安定感のある S&P500 は投資初心者の間でも人気の銘柄なので、ご存じの方も多いと思います。

S&P500インデックスマザーファンド への投資を通じて、主として対象インデックスに採用されている米国の株式に投資を行い、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を対象インデックスの変動率に一致させることを目的とした運用を行うことを運用方針としています。なお、原則、為替ヘッジは行われません。

運用会社は三菱UFJ国際投信です。
この三菱UFJ国際投信はこの後にもいくつか紹介する eMAXIS Slim を扱っています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の上位組入銘柄

投資信託が投資している株式や債券などのうち、組み入れ比率が上位10位内の銘柄は下記のとおりです。
(データは2021年3月31日のものです)

順位銘柄業種組入比率
1APPLE INCアメリカテクノロジ・ハードウェア・機器5.4%
2MICROSOFT CORPアメリカソフトウェア・サービス5.0%
3AMAZON.COM INCアメリカ小売3.7%
4FACEBOOK INC-CLASS Aアメリカメディア・娯楽2.0%
5ALPHABET INC-CL Aアメリカメディア・娯楽1.8%
6ALPHABET INC-CL Cアメリカメディア・娯楽1.7%
7BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL Bアメリカ各種金融1.4%
8TESLA INCアメリカ自動車・自動車部品1.4%
9JPMORGAN CHASE & COアメリカ銀行1.3%
10JOHNSON & JOHNSONアメリカ医薬品・バイオテクノ・ライフ1.2%

ご覧の通り、米国の株式を扱っている商品となります。

また扱っている銘柄を見ると、現代の世界の縮図であるかのように見事にテック系の銘柄が上位を占めています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

次は eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) です。

こちらも人気の投資商品です。
(ちなみに新米社長のつみたてNISAの銘柄の組み合わせは、このような人気商品の銘柄ばかりのセレクトとなっており、あっと驚くようなラインナップではありません。リスクをなるべく少なくするようなお堅いラインナップとなっています)

運用方針は 外国株式インデックスマザーファンド新興国株式インデックスマザーファンド および 日本株式インデックスマザーファンド への投資がメインであり、日本を含む先進国および新興国の株式等(DR(預託証書)を含む)に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行う、という方針となっています。なお、原則、為替ヘッジは行われません。

運用会社はおなじく、三菱UFJ国際投信です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の上位組入銘柄

商品名の通り、全世界を対象とした投資商品ですが、やはり上位を占めるのはアメリカ・テック企業です。

順位銘柄業種組入比率
1APPLE INCアメリカ情報技術3.2%
2MICROSOFT CORPアメリカ情報技術2.6%
3AMAZON.COM INCアメリカ一般消費財・サービス2.1%
4ALPHABET INC-CL Aアメリカコミュニケーション・サービス1.3%
5FACEBOOK INC-CLASS Aアメリカコミュニケーション・サービス1.1%
6TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC台湾情報技術0.8%
7TESLA INCアメリカ一般消費財・サービス0.8%
8JPMORGAN CHASE & COアメリカ金融0.7%
9TENCENT HOLDINGS LTDケイマン諸島コミュニケーション・サービス0.7%
10JOHNSON & JOHNSONアメリカヘルスケア0.7%

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の国別配分比率について

国・地域比率
米国56.3%
その他の国・地域16.5%
日本6.5%
英国3.7%
ケイマン諸島3.1%
カナダ2.8%
フランス2.8%
ドイツ2.4%
スイス2.4%
その他3.5%

円グラフにすると下記のような比率です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の国別配分比率について

米国強しであることがひと目で分かるようになっています。やはり世界経済の中心であることが分かりますね。

こちらの eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) はご覧のように世界経済が発展していくと見越したものとなっています。

基本的にはこちらも手堅いものですね。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

次は 楽天・全米株式インデックス・ファンド です。

こちらは楽天・全米株式インデックス・マザーファンド を通じ、主として バンガード・トータル・ストック・マーケットETF に投資していく商品となります。
CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) に連動する投資成果を目指します。
なお、原則、為替ヘッジは行わない。

こちらも扱っている商品は米国のものとなり性格的には eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) と似ていると思います。

こちらも評判が良い商品ですのでeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)との比較も兼ねて少ない比率で組み入れてみることにしました。

CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)とは

なお、CRSP USトータル・マーケット・インデックス とは、米国株式市場の大型株から小型株までを対象とし、投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした時価総額加重平均型の株価指数となります。
CRSP US トータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) というのは、このCRSP USトータル・マーケット・インデックスをもとに、委託会社が円換算したものです。(2021 年3 月31 日現在)

楽天・全米株式インデックス・ファンドの組入上位銘柄

上にも書いたとおりで、基本的にはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と似た銘柄が顔を見せています。

順位銘柄業種比率
1Apple Inc.アメリカテクノロジー5.23%
2Microsoft Corp.アメリカテクノロジー4.64%
3Amazon.com Inc.アメリカ一般消費財3.95%
4Facebook Inc. Class Aアメリカテクノロジー1.88%
5Alphabet Inc. Class Aアメリカテクノロジー1.28%
6Alphabet Inc. Class Cアメリカテクノロジー1.18%
7Berkshire Hathaway Inc. Class Bアメリカ金融1.18%
8Johnson & Johnsonアメリカヘルスケア1.18%
9Procter & Gamble Co.アメリカ生活必需品0.99%
10Visa Inc. Class Aアメリカ資本財0.99%

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

次は eMAXIS Slim 先進国株式インデックスです。

運用方針としては 外国株式インデックスマザーファンド を通じて、主として日本を除く世界各国の株式に投資を行い、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果をめざす投資商品です。
対象インデックスとの連動を維持するため、先物取引等を利用し株式の実質投資比率が100%を超える場合があります。
また、実質外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。

このように日本を除いた世界各国への株式投資を行う商品です。

今後長期的に予想される日本の経済的な予想を踏まえ(超少子高齢化と人口減少)、日本株の比率はつみたてNISAのポートフォリオ上では少なくしておいたほうが良いのではと考えているため、こちらの商品もオールカントリーとは別に組み入れています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの上位組入銘柄

上位組入銘柄はこのようになっています。

順位銘柄業種比率
1APPLE INCアメリカテクノロジ・ハードウェア・機器4.0%
2MICROSOFT CORPアメリカソフトウェア・サービス3.3%
3AMAZON.COM INCアメリカ小売2.6%
4ALPHABET INC-CL Aアメリカメディア・娯楽1.6%
5FACEBOOK INC-CLASS Aアメリカメディア・娯楽1.4%
6TESLA INCアメリカ自動車・自動車部品0.9%
7JPMORGAN CHASE & COアメリカ銀行0.9%
8JOHNSON & JOHNSONアメリカ医薬品・バイオテクノ・ライフ0.9%
9ALPHABET INC-CL Cアメリカメディア・娯楽0.8%
10VISA INC-CLASS A SHARESアメリカソフトウェア・サービス0.7%

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの国別の比率

また国ごとの比率は下記のような形です。

国・地域比率
米国70.0%
先進国(日本を除く)6.7%
英国4.6%
フランス3.5%
カナダ3.4%
ドイツ3.0%
スイス3.0%
オーストラリア2.2%
オランダ1.4%
その他2.2%

グラフにすると下記のような形となります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの国別比率

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

最後に eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

新興国株式インデックスマザーファンド を通じ、主として MSCI エマージング・マーケット・インデックス に採用されている新興国の株式等に投資を行い、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を同インデックス(配当込み、円換算ベース)の変動率に一致させることを目的とした運用を行います。原則として為替ヘッジを行いません。

MSCI エマージング・マーケット・インデックスとは

MSCIエマージング・マーケット指数とは全世界の新興国市場をカバーしている代表的な株価指数のことを言います。

世界的な指数算出会社であるMSCI社(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出している指数であり、このようにいわゆる新興国市場の指数に連動した動きとなるため、中国、インドなど新興国の経済状態が今後さらに発展していくことを踏まえ、こちらの商品もポートフォリオに組み込むことにしました。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの上位組入銘柄

上位組入銘柄は下記のとおりです。

順位銘柄国・地域業種比率
1TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC台湾半導体・半導体製造装置6.1%
2TENCENT HOLDINGS LTDケイマン諸島メディア・娯楽5.4%
3ALIBABA GROUP HOLDING-SP ADRケイマン諸島小売5.2%
4SAMSUNG ELECTRONICS CO LTD韓国テクノロジ・ハードウェア・機器4.1%
5MEITUAN-CLASS Bケイマン諸島小売1.6%
6NASPERS LTD-N SHS南アフリカ小売1.2%
7CHINA CONSTRUCTION BANK-H中国銀行1.0%
8RELIANCE INDUSTRIES LTDインドエネルギー0.9%
9PING AN INSURANCE GROUP CO-H中国保険0.9%
10JD.COM INC-ADRケイマン諸島小売0.9%

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの国別比率

国・地域比率
ケイマン諸島23.7%
新興国15.6%
台湾13.2%
韓国12.8%
中国10.7%
インド9.3%
ブラジル4.2%
南アフリカ3.6%
サウジアラビア2.6%
その他4.3%

グラフ化したものが下記。今までは米国一強のグラフとなっていましたが、ここではだいぶ景色が異なります。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの国別比率

つみたてNISAの購入銘柄の比率

新米社長が購入した銘柄の紹介は以上で、5銘柄を購入することにしました。

なお、購入の比率は下記のようになっています。

つみたてNISAの購入銘柄の比率(2021年6月版)

ご覧の通り、S&P500 一強というような状況になっています。

もともとは投資初心者なので複数銘柄を組み合わせるよりは S&P500 のみを購入するのでもよいのではないか?と考えていたのですが、他の銘柄の動きも比較したいという意図から、以上のような銘柄も組み込もうと考え直しました。

基本的には米国の経済指標がおおきな影響を持つようなポートフォリオとなっていますが、とはいえ、投資商品の中で分散は行われていますし、米国の経済指標がいますぐどうにかなることはないのでは、と楽観的な心境でもいます。

ただ、米の人口増加、史上2番目の低水準 20年国勢調査(日本経済新聞) というようなニュースもあるように、今後の動きについては注意深くチェックしながら、適宜ポートフォリオを組み直していくことは必要かなと思います。

以上、新米社長のつみたてNISA購入銘柄についてでした。

なお、今回の情報は日本経済新聞の投資信託・マーケットに関する情報を大いに参考にさせていただいています。

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