こんにちは、日々FIREを目指して駆け回っております、新米社長です。
今回は日商簿記3級の出題範囲である、資本金という勘定科目についてのお話。
資本金について
会社を設立するためには、まず資本金が必要です。
自分の個人的な資産と会社の資産は区別する必要があるため、いくら自分が資本金を出資しして会社を作ったとしても、出資した資本金については会社の資産となります。
(ちなみにわたくし新米社長も、自身のお金を出資して会社を作っています)
なお、経営者が必要な現金などを出資することを元入れといいます。
出資後のお金は会社のものとなるため、貸借対照表の純資産である資本金として仕訳を行っていく必要があります。
資本金は資本の科目
資本金は資本の科目となります。
資本金は増加したら貸方に、減少したら借方に記入します。
資本金勘定を用いた仕訳の例
ここでは資本金勘定を用いた仕訳の例について見ていきます。
- 会社設立に際し、1株¥10,000の株式100株を発行した。払込金は当座預金とする。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
当座預金 | 1,000,000 | 資本金 | 1,000,000 |
この場合 10,000 × 100 = 1,000,000
という計算が成り立ち、 1,000,000
を当座預金として借方に記入し、貸方には資本金勘定を用いて 1,000,000
を記入します。