訂正仕訳の手順
過去に誤った仕訳がなされていて、それらを修正する場合には下記の手順で処理を行います。
- 誤った仕訳をする
1
と逆の仕訳を行う- 正しい仕訳を行う
2
と3
を合わせる(合算できるものは合算し、相殺できるものは相殺しても良い)
訂正仕訳の記載例
訂正仕訳の実際の記載例を載せます。
例として、商品¥10,000を掛けで販売した際に、金額を誤って¥1,000としていたケースを例に取ります。
この場合、下記のような手順で訂正仕訳を行います。
– | 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|---|
誤った仕訳 | 売掛金 | 1,000 | 売上 | 1,000 |
逆の仕訳を行うことで、 訂正仕訳を実施 | 売上 | 1,000 | 売掛金 | 1,000 |
正しい仕訳を実施する | 売掛金 | 10,000 | 売上 | 10,000 |
このように一度逆の仕分けを行い、訂正仕訳を実施したあとに、正しい仕訳を行うようにします。