【法人口座の審査が通らない社長必見】PayPay銀行で口座審査に通る方法

PayPay銀行で口座審査に通る方法 起業

こんにちは、FIREを目指して日々法人の事業プランについて頭をフル回転させております、新米社長です。

先日こんな記事を書きました。

この中の記事で 実績のない会社でも審査に通りやすいような審査フローが用意されていると思います と書きましたが、今回はそちらについて書いていこうと思います。

法人口座の審査が厳しくなっている!?

悩み

法人口座の申込みですが送付する書類作成などに時間をかけたにもかかわらず、審査に落ちてしまった…となると非常に落ち込みますよね。

また、自身の会社や事業が否定されたような気分にもなり、特に会社をつくりたての頃にこれを経験すると落ち込む新米社長の方も多いと思います。

(実際に私も結構凹みました…)

実は今年(2021年)のある段階から、法人口座の審査がかなり厳しくなっているようです。

大きな理由の一つとしては詐欺などの犯罪防止が挙げられます。このような犯罪行為に法人口座が使われるケースも増えているようで、口座開設対象となる法人に対する審査の目がかなり厳しくなっています。

銀行側が法人口座審査の観点を明らかにしているわけではありませんが、事業内容や取引実績などを見て「この申込者は法人としてちゃんと事業を行っているか?」という観点からはチェックしているような気がします。

ただ、法人をつくりたての場合、取引実績などがない場合も多く、そのような観点からもチェックされてもまだ提示できる実績はありませんが…という気分になるかと思います。

今回はまだ取引実績のない法人でもPayPay銀行の法人口座審査に通るポイントについて書いていこうと思います。

これはわたくし新米社長が実際に行った経験をもとに書かれていますので、すべての方に当てはまるとは限りませんが、最初の法人口座開設に苦労されている方にとっては有益な情報になるかとは思います。

(私自身がこういう情報を当時求めていましたが、このような上はまだインターネット上にはなかなか見当たらないように感じています)

PayPay銀行の中の人が解説している、法人口座審査の通り方

書類

まず、この記事の本題に行く前に下記の記事を読んでみていただきたいです。

担当者が解説!PayPay銀行の法人口座開設に必要な書類・審査基準のポイント(創業手帳)

これはPayPay銀行の中の人が解説している、法人口座審査の基準に関する記事です。

この記事については私自身も最初によく読み込んでから、法人口座の申請を行っています。この中に書かれていることはとても重要です。法人口座の審査が通らない、と落胆されている方はぜひここの記事は何度か読み込んでおくことをおすすめします。

今回の記事はこの記事を読まれている前提で書いていこうと思います。

法人として実績のない新米社長は、いかにして法人口座の審査に通ったか?

カフェで仕事

それでは本題です。

まず私が法人口座の審査を通すために行った方法について書いていきます。

  • 会社のホームページ(独自ドメイン)を作り、そこに事業内容や会社概要をしっかりと明記する
  • 会社独自のメールアドレスも準備しておく
  • 事業プランを申込書類にきっちりと記載する。
  • 会社の実績に関する書類がない場合、個人事業や法人成りする以前の取引に関する書類を送付する(機密事項は黒塗りして隠す)

会社のホームページを作り、そこに事業内容や会社概要をしっかりと明記する(独自ドメインで運用)

PayPay銀行では法人口座審査時に会社のホームページをチェックします。

正確には会社のホームページはなくても審査は行ってくれますが、ホームページが審査は有利に進むのではないかと個人的には考えています(あくまで個人の感想です。)

理由としてはホームページがある以上、世界中に会社の情報が公開されている状態となるため、紙の書類だけで審査をしてもらうよりは信憑性が増すのではないかと考えたからです。

ホームページ自体はリッチなアニメーションなどを用意する必要はなく、それこそWordPressなども不要であれば導入する必要もありません。

ただし、会社の概要(登記住所や資本金など)と事業内容はホームページに明記しておきましょう。

審査対象となる会社がどのような会社なのか?はっきりと分かるようにしておくことがポイントです。

また問い合わせフォームも用意しておき、外部の人間からの窓口を用意していることもとても大切かと思います。

問い合わせフォーム自体は問題なく機能するものであればGoogleフォームでも問題ありません。

最後に、会社のホームページのドメインはできれば会社で取得している独自ドメインであるほうが良いと思います。

会社独自のメールアドレスを準備しておく

上に書いた会社のホームページのドメインとも通じる話ですが、メールアドレスは誰でも取得できるフリーのメールアドレスではなく、会社独自のメールアドレスを準備しておきましょう。

これは信頼性という観点から重要です。

Gmailなどは一般的な認知を得ているものの、やはり会社としてビジネスを行う上で会社の独自ドメインでメールのやり取りは行ったほうが印象は良いです。

もしまだ独自ドメインを取得していない方は下記にお得に独自ドメインを取得する方法について書いたので、こちらを参考にしてみてください。

(実際に私自身も利用している方法です)

毎月の固定費を抑えて法人用メールアドレスを作成する方法
毎月の固定費を抑えて法人用メールアドレスを作成する方法(お名前メール)

事業プランを申込書類にきっちりと記載する

ここからはPayPay銀行での審査用書類に関する内容となります。

PayPay銀行では審査用の書類として 会社概要フォーマット というのが用意されています。

ここに法人での事業内容について色々と書くことになるのですが、ここにあなたの法人での事業プランをきっちりと書き込みましょう。

法人をつくりたての状態などはまだ実績がない場合もあると思いますが、実績がないなりにどのようなプランで事業を大きくしていくことを考えているか?なるべく先方が一度読んでも理解できるように分かりやすく書いていきましょう。

余談ですが、法人の事業プランの優位性については、会社の社長として事業を行っていく上で常に明確に示せるようになっておく必要もあるので、このタイミングでしっかりと整理しておくのが良いと思います。私は実際にこの書類を書きながら、自分の事業がどのような優位性を持っており、今後どのようにして大きくしていけるか?を考えるキッカケにもなりました。

ここは絶対に手を抜いてはいけないポイントなので、しっかりと書き込みましょう。

会社の実績に関する書類がない場合、個人事業や法人成りする以前の取引に関する書類を送付する(機密事項は黒塗りして隠す)

最後に法人を設立したばかりの我々のような新米社長にとって大きな壁となるのが、会社としての取引実績です。

会社の取引実績は法人口座審査を行う上で重要なポイントになるケースも多いようですが、会社をつくりたての状態で法人の取引実績などあるわけがありません!!!!

(私自身がここは法人を作ってから痛感することが多かったことです)

というわけで、会社の実績に関する書類がない場合についてですが、上に貼ったPayPay銀行の担当者の記事にも書かれている通り、ここは法人での事業ではないが個人事業や法人成りする以前の取引に関する書類などを提出しましょう。

とはいえ、設立したばかりの法人はまだ事業の実績がなく、特に書面審査のみのネット銀行の口座開設では、これらを証明できる書類の準備に皆さんかなり苦労されているのが実情です。

先ほどご紹介した「会社概要フォーマット」をご提出いただく場合、あくまでお客さまからの申告であり客観性が十分ではないため、事実・実態を証明できる資料の添付をお願いしています。

https://sogyotecho.jp/netbank-document/

これらの書類を提出することで、申込者がなぜ法人を作ってからこれから事業を行おうとしているのかを示せることができます。

また、これらの書類については法人の事業内容に関するもの、または、なぜこの人物が法人を作って法人としての事業をやるに至ったのか?が理解できるようなもののほうが良いと思います。

私自身のケースでは既にフリーランスのエンジニアとしての事業は当時から行っていたので(※)、そこでの取引に関する書類を機密事項をすべて黒塗りにした状態でお送りしています。

※私は個人事業を行いながら会社での事業も行っている、いわゆるマイクロ法人スタイルで日々仕事をしています。

法人での事業については個人事業とは内容が異なるものの、エンジニアとしての知見も生かせる内容であったため、この書類を送付しようと考えました。

【まとめ】口座審査を通すためにやるべきことは全部やっておく

葉書

以上のことをすべて行った上で法人審査の申請を行い、私は無事に法人口座を解説することができました。

法人口座審査に向けた書類審査はかなり大変で時間も使いますが、いくら大変であろうと法人口座ができなければ本格的に会社での事業を開始することはできません。

実際、私自身もこれらの審査書類を準備するのに半日はかけたような気がします

自分としても何が何でも法人口座は解説したかったので、かなり真剣に力を入れてこれらの書類作成について臨みました。

また上にも書いたとおり、これらの書類を作成していく上で必然的に自身の会社の事業プランと向き合うことにもなります。本当にこの事業プランで将来的に成果を出せるのか?ということです。それは会社として事業を行っていく上でも重要なことなので、有意義な時間でもあります。

法人口座の審査が通らないという方はぜひこれらのことを意識して行ってみてください。

この記事が私と同じように法人口座の審査について苦しんでいる新米社長の方々に役立てば幸いです。

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