訂正仕訳について

訂正仕訳について 簿記3級

訂正仕訳の手順

過去に誤った仕訳がなされていて、それらを修正する場合には下記の手順で処理を行います。

  1. 誤った仕訳をする
  2. 1と逆の仕訳を行う
  3. 正しい仕訳を行う
  4. 23を合わせる(合算できるものは合算し、相殺できるものは相殺しても良い)

訂正仕訳の記載例

訂正仕訳の実際の記載例を載せます。

例として、商品¥10,000を掛けで販売した際に、金額を誤って¥1,000としていたケースを例に取ります。
この場合、下記のような手順で訂正仕訳を行います。

借方科目金額貸方科目金額
誤った仕訳売掛金1,000売上1,000
逆の仕訳を行うことで、
訂正仕訳を実施
売上1,000 売掛金1,000
正しい仕訳を実施する売掛金10,000売上10,000

このように一度逆の仕分けを行い、訂正仕訳を実施したあとに、正しい仕訳を行うようにします。

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