来客用として購入したお茶はどの勘定科目で処理をする?

費用 科目

こんにちは、日々FIREを目指して事業拡大を狙っている新米社長です。

簿記とFIREは非常に関係の深い事柄同士だと思うので、FIREを目指している方は教養として簿記を学んでおくことをおすすめしています。

来客用として購入したお茶にはどの勘定科目を使う?

さて、今回は来客用のお茶の話。

取引先などが来客した際にお茶やお水などを出すことは多々あると思いますが、このような来客用として購入したお茶などは接待交際費(交際費等)などの費用の勘定科目を使って処理を行います。

さて、ここで交際費等という言葉が出てきましたが、これについて少し掘り下げてみましょう。

国税庁 – No.5265 交際費等の範囲と損金不算入額の計算

上の国税庁のページにもある記述を引用させていただくと、

交際費等とは、交際費、接待費、機密費その他の費用で、法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為(以下「接待等」といいます。)のために支出するものをいいます。

参照URL: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5265.htm

つまり、接待の相手としては下記の条件を満たしている人が対象となります。

  • 得意先・仕入先、その他事業に関係のある者として取引をしている者

また、交際費等という言葉が出てきましたが、これらは

  • 交際費
  • 接待費
  • 機密費
  • その他の費用

という費用の科目などで分類されます。

来客用のお茶は接待交際費(交際費等)を使って処理を行う

というわけで、結論となりますが、来客用のお茶などは接待交際費(交際費等)を使って処理を行います。

試しに仕訳の例を見てみましょう。

接待交際費を用いた仕訳の例

  • 得意先を招く際の準備としてお茶とお茶菓子を1,500円分を現金で購入した
借方科目金額貸方科目金額
接待交際費1,500現金1,500

仕訳の処理方法としては非常に単純です。

日商簿記3級の学習範囲としては、そこまで重要な項目ではありませんが、知識として身につけておいて損はないでしょう。

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