雑費について
雑費という勘定科目は、日商簿記3級の出題範囲の勘定科目です。
雑費はどの科目にも振り分けられない勘定科目を指します。
臨時的に発生する科目、かつ、金額もほかの費用に比べて少なく、わざわざ勘定科目として別途設定するほどでもない場合、雑費勘定として処理されます。
雑費は費用の科目
雑費は費用の科目です。
雑費は増加したら借方に、減少したら貸方に記入します。
雑費で処理されるもの
具体的には下記のようなものが挙げられます。
ただし、これと言って特に決まっているわけではなく、臨時的に発生する科目で、かつ金額もほかの費用に比べて少なく、 わざわざ勘定科目として別途設定するほどでもない場合に雑費として計上されます。
- クリーニング代
- 一時的に利用したレンタル代
- 粗大ごみを捨てる際の手数料など
雑費勘定を用いた仕訳の例(粗大ごみ)
- 粗大ごみを捨てる際の手数料として¥1,000を現金で支払った。
– | 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|---|
雑費 | 1,000 | 現金 | 1,000 |
ここでは、例として粗大ごみを捨てる際の手数料に関する処理を見ていきます。
粗大ごみを捨てる際の手数料は雑費として処理するため、雑費勘定と現金勘定を使用して処理を行います。