最近、こんな記事が軽くバズっていました。
プログラミングスクールの講師を2年間続けて限界が来て辞めた話
これを読んでいて、割と様々な業界で見られる話だなと思ったので書いていきたいと思います。
稼ぎたい、というモチベーションだけでは辛くなることもある
詳細は上の記事を読んでほしいのですが、プログラミングという職種が プログラミングでお金を稼ぎたい
という人だけでなく、 別にプログラミングじゃなくてもいいけど、稼げるからプログラミングする
という人にもリーチするようになった故の悲劇が書かれています。
私は それが特別やりたいことではないけど、お金を稼げるからそれをやる
というスタンスは特に悪いことではないと考えます。
ただ、それだけの理由の場合、 お金を稼ぐ
という動機がそれなりにタフでない限り、良い結果を残さないことは多々あると考えています。
私はたくさんの業種の内情を知っているわけではありませんが、プログラミングを仕事にした場合、学習することが多いです。
ましてやプログラマーに転職した場合などは業務内でそれらの学習範囲をカバーするのは困難なので業務外の時間でも学習を求められます。
そこで、
- プログラミング楽しいから業務外に学習しても楽しめる
- 早くお金を稼ぎたいから今は目をつぶって、業務外に学習するのも許容範囲
というふうに思えるような人でないとプログラミングを職にするのは難しいと思います。
【再現性あり!?】あなたがプログラミングを仕事にできるかを判断する方法
実際に私自身もソフトウェアエンジニアとして働いていく中で、エンジニアになりたいと考えて挫折していく人々を見てきました。
その頃はちょうど上の記事でも書かれているような、プログラミングを数ヶ月学習して年収〇百万円!みたいな内容の広告やYouTube動画が出回り始めていた時期だったように思います。
当時、なんどか「プログラミングスクールで学習しようか迷っているのだけどどう思う」と相談されたことがあります。
スクールにはよれど、プログラミングスクールで学習するのはそれなりに効果はあるかと思いますが、勿論安くないお金を支払うことになるので、私としては安易に勧めることはできません。
(ちなみに私もプログラミングスクール(職業訓練)で最初にJavaを学習してからこの業界に入ったのでした。詳細は下記を読んでみてください。)
そのため、まずはドットインストールやProgateというサイトを教えて、それらの中からいくつかのコースを行ってもらうことにしました。
(ちなみに私に相談してきた方は皆ウェブ業界に転職したいという方ばかりでしたので、JavaScriptのコースをやってもらいました)
これらを一通りやってみて、もっと学びたいと思えるならプログラマーに転職を考えるのもありかと思います。と答えました。
結果的に相談してきた方は皆途中で、「自分にはプログラミングは無理でした」と挫折してしまいました。
結果としては残念でしたが、私としてはプログラミングは楽しめないとエンジニアとしての仕事は将来的に苦行になると思っているので、これはこれでミスマッチを未然に防げてよかったのではないかと考えています。
もしかしたら他にプログラミングの楽しさを伝えるより良い方法があるのかもしれませんが、自分がその時考えたお互いの労力を無駄に消費しないやり方で適正を見る方法としてはベストなのではないかと思います。
もしこの記事を読んでいる方で、同じようにプログラミングへの転職を考えている方は是非上のサイトを見てみてください。
勿論無料で体験できます。
プログラミングは稼げると言われているが本当?
上にも書きましたが、お金を稼ぎたいという理由だけでプログラミングを始めるのは別に悪くはないと思います。
実際にプログラミングのスキルを持つことで、ある程度自由な環境で働けて、それなりの給料をもらうことは可能です。
(ただし年収1,000万円を超えることは、少なくとも日本国内で働く正社員という立場では、かなりスキルの高いエンジニアでないと厳しいということも付け加えておきます。少なくともキャリアの途中で、無関係の職種からエンジニアになった場合、正社員で年収1,000万円を稼げる可能性はかなり低いです)
ただ、実際にそのような理由から転職を行う前に事前に色々と調査してみても遅くはありません。
プログラミングとお金がらみの記事だと、以前に下記のような記事も書きました。
興味ある方はご覧になってみてください。