法人の印鑑証明書の取得方法

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こんにちは、小さな会社の社長をやっています、新米社長です。

今日は法人の印鑑証明書の取得方法についての話です。

法人の印鑑証明書はどこで取れるの?

書類

法人の印鑑証明書は事業を始めると意外と必要になるシーンが出てきます。

代表的なものの一つに法人口座の開設があります。

法人の口座を解説するときの必要書類として、法人の印鑑証明書を求めてくる銀行は多いので、法人を設立したらすぐに必要になってくるケースがほとんどだと思います。

また他にも不動産の売買契約や取引先の契約書に実印を求められた場合などにも必要になります。

さて、そんな法人の印鑑証明書ですが、取得方法には下記のような種類があります。

  • 最寄りの法務局で取得する
  • オンラインで取得申請を行う
  • 郵便で請求する

この中で私のオススメは最寄りの法務局で取得する方法です。

なぜなら法務局に行けば、その場ですぐに取得できるからです。

個人的にほしいときにすぐに欲しくなる性格なので、おすすめしているに過ぎません笑。
(ただ、実際に私もその日のうちに必要になりそうだったので、朝イチに法務局に行って印鑑証明書を取得してきたことがあります)

では、それぞれの取得方法について書いていきます。

最寄りの法務局で取得する

というわけで、まずは私が一番オススメするやり方である、法務局の窓口で取得する方法です。

このやり方、近くに法務局がある方にとっては非常にシンプルで素早く印鑑証明書を取得できる方法となります。

各法務局についてはこちらから探せます。

法人印鑑証明書を窓口で受け取るために必要なもの

なお、法務局には下記のものを持参していく必要があります。

  • 印鑑カード
  • 印鑑証明書の交付に必要になる収入印紙の代金(¥450)
    • なお、これは現金でないと支払えないので現金を必ず持っていくようにしましょう。

印鑑カードは法人設立時に作成されていると思います。
(法人登記が完了して、実印を作ることで印鑑カードがもらえます)

実際に印鑑証明書を発行する際は会社の住所や法人名、代表者の名前などが必要になりますが、基本的な情報ばかりですので特に気をつけることはありません。

私の最寄りの法務局には証明書発行請求機というものがあり、こちらの使い方を職員の方に説明してもらいながら、あっという間に法人の印鑑証明書は取得できてしまいました。

特に困るようなこともなくサクッと行えた形です。

ちなみに、最寄りの法務局が法人の登記住所の管轄から外れていても、問題なく法人の印鑑証明書は発行できます。

実際、私もこのようなケースで法人の印鑑証明書を請求していますが、管轄外の法務局でも問題なく取得はできています。

そのため法人の住所関係なく、あなたの自宅から一番近い法務局で取得するのが一番楽だと思います。

もし不安であれば直接電話をかけて尋ねてみるのが良いと思います。

必ず会社の代表者が行かなければダメ?

印鑑証明書は、実は代表以外の代理人でも取得が可能です。

また代理人が取得する際に必要になる委任状のようなものも必要ではなく、上に書いた印鑑カードを持参していければ取得は可能です。

オンラインで取得申請を行う

この中で一番お手軽だとよく言われているのがオンラインで請求を行う方法です。

ただし、このオンライン請求を行うには下記のものが必要になってきます。

  • 法人の電子証明書を予め取得しておく必要がある
  • また専用ソフトである 申請用総合ソフト をあらかじめダウンロードしておく必要がある

そのため、自身のPC環境が対応しているかどうかと、法人の電子証明書を取得しておく必要があります。

申請用総合ソフトはこちらからダウンロード可能ですが、Windows環境からしか使えないため、Macで普段の業務を行っている私としてはこの時点でオンライン申請の対象から外れてしまいました。

法人の印鑑証明書ぐらい、ウェブ上から受け付けるようにしておいてほしい…というのが正直な感想ですが、ないものはないのでしょうがありません。

なお、法人の電子証明書は法務局へ申請を行うことで交付が可能となるようです。発行手数料はかかるようですが、最寄りに法務局がない場合はオンラインによる申請は有効な手段となるので、申請してみると良いでしょう。

郵便で請求する

上に上げた以外に郵便で請求するという方法もあります。

申請を行うためには、下記のようなものが必要になり、準備には手間がかかります。

これらのものを管轄の登記所宛に郵送します。

返信用封筒は請求する法人の印鑑証明書が1通であれば、82円が目安となるようです。

郵送で請求する際の注意点

印鑑カード及び印鑑証明書の送付については、セキュリティ上の観点から必ず配達の記録が残る書留などにしておくことをおすすめします。

できることなら直接法務局で取得してくるのが一番ラク

電話

法人の印鑑証明書の取得方法については以上となります。

一番上にも書きましたが、法人の印鑑証明書を取得する方法で一番楽な方法は最寄りの法務局で取得する方法です。

また、ここに書いた以外のことで分からないことなどあれば、最寄りの法務局に電話で聞いてみるのが一番早い問題解決方法だと思います。

私も実際に法務局に行く前に「〇〇を取得したいのですが、取得できますか?」と聞いたりしています。

電話で聞く、が一番楽な問題解決方法

ここらへんの書類周りはインターネットで検索してもなかなか正解にたどり着けないことが往々にしてありますが、そういうときは 電話で直接聞く というのが今のところ一番楽な問題解決方法かなと感じています。

インターネット全盛期の現代からすると時代錯誤な感じもしますが、意外とここらへんのことってまだインターネットに見やすく情報が整っていなかったりします。

(私も実際にこうして会社を作っていく中で、そこについては頻繁に感じています)

というわけで、分からなかったら電話で聞いてみましょう。

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