簿記検定のネット試験について
日商簿記検定試験では、新型コロナウイルス禍による試験会場確保が困難な状況が考慮され、今まで行われていた年3回の統一試験日での実施に加え、随時試験実施可能な「ネット試験方式」が2020年12月14日より実施されています。
このネット試験は、12月14日より全国の114ヶ所の試験会場で開始しており、初日には計約900名の方が3級を受講されたようです。
このネット試験制度のおかげで、今までよりも受験自体を受けやすくなったため、今後はよりたくさんの日商簿記検定を希望する人が増えそうです。
実際受験者からは、下記のような意見が上がっており、好評のようです。
- 受験機会が増える
- 短時間の試験なので集中して問題に取り組めた
- 学習の進捗状況に合わせて受験できる
- 再チャレンジしやすい
簿記検定ネット試験の受験方法
まず、簿記検定ネット試験の受験方法ですが、下記のページから申し込みができるようになっています。
日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験の通常受付を開始しました
詳細は上のページを見ていただければ分かるかと思います。
簿記検定ネット試験の実施方法
各地に設けられたテストセンター(試験会場)のPC上で、PC上に表示された画面をPCを使って回答していくスタイルとなっています。
簿記検定ネット試験の出題範囲
出題範囲については、既存の統一試験と同じ出題範囲となっているため、簿記検定ネット試験用の勉強というのは基本的に必要ありません。
簿記検定ネット試験の出題形式・試験時間について
検定 | 出題形式 | 試験時間 |
3級 | 選択式+入力式3題以内 | 60分 |
2級 | 選択式+入力式5題以内 | 90分 |
仕訳問題は選択式(プルダウン方式)となっており、科目選択は正確に確定させることが必要となるようです。
また、金額や勘定科目名を入力する問題も出題されます。
簿記検定ネット試験の注意事項
金額を入力する際にはカンマを入力する必要はなく、数字のみを入力すれば良いようです。
また、文字や円マーク等を入力すると不正解となるので注意が必要です。
仕訳問題における各設問の解答にあたっては、各勘定科目の使用は、借方・貸方の中でそれぞれ1回ずつとする必要があるようです。
(各設問につき、同じ勘定科目を借方・貸方の中で2回使用すると、不正解になるので注意してください)
解答にあたっての注意事項は、試験開始前のパソコン画面でも確認可能とのことなので、試験前は再度確認しておくと良いでしょう。
これは完全に受講生の運となりますが、使用するパソコンによっては、試験開始直後、第1問の画面表示が不完全な場合があるようです…
その場合は画面左下の「第2問」など他の大問のボタンをクリックし、その後、「第1問」のボタンを再びクリックすると、第1問が正常に表示されるとのこと。
第2問や第3問等で同様の状況が発生した場合も、同様の方法で正常に表示されるとのことです。
試験当日にこのようなPCにあたってしまったら、試験に集中できないですね。
この問題はなるべく早く解決されるとよいのですが。
簿記検定ネット試験での電卓の試用について
既存の統一試験と同じく、自身の電卓持ち込みは可能です。
利用可能な電卓については下記のページを参照ください。
簿記検定ネット試験での計算・メモ用紙について
テストセンターがA4サイズの紙2枚を用意・配布してくれるようです。
なお、受験者側で用意したノート類等は持込不可です。
筆記用具についてはテストセンターの指示に従う必要があります。
また、使用された計算・メモ用紙はテストセンターの試験委員が回収するそうで、持ち帰ることは出来ません。
簿記検定ネット試験における合格発表について
試験終了後、試験システムにより自動採点し、合否が判定します。
判定結果を記載したスコアレポートが配布され、合格者のみ、スコアレポート内のQRコードからデジタル合格証を取得できます。
デジタル合格証は、QRコードから自身のスマートフォン等にダウンロードできるようになっており、「印刷」ボタンを押すことで読み込んだスマートフォンなどにPDFで保存されるため、紙媒体での保管を希望する場合は、適宜そのPDFファイルをプリンターで印刷することが必要なようです。
ここらへんの扱いについては現代的ですね。
勿論、今回新たに始まったネット試験の合格と既存の統一試験であるペーパー試験の合格は同じ扱いとなるため、履歴書等にはどちらで合格した場合も「日商簿記検定試験(●級)取得」と記載できます。
※ただし、紙媒体、カードタイプの合格証の発行はないようです。
簿記検定ネット試験に関する参照ページについて
簿記検定ネット試験に関する概要は以上となります。
これらの情報は基本的に下記のページの情報を参照しています。
より詳細な情報を確認したい場合や問い合わせなどについては、下記のページを確認していただくことをおすすめします。