ウイルス対策ソフトを購入した場合の勘定科目について

ウイルス対策ソフトを購入した場合の 勘定科目について 科目

こんにちは、マイクロ法人と個人事業主という二刀流で、日々事業に励んでおります新米社長です。

今回はウイルス対策ソフトを購入した場合の勘定科目に関するお話。

ウイルス対策ソフトを購入した場合の仕訳処理はどの勘定科目を使って行うのでしょうか?

ウイルス対策ソフトを購入した場合、どの勘定科目を使うの?

ウイルス対策ソフトのような業務で利用するPCに用いるソフトウェアを購入した場合は、ソフトの購入代金は 消耗品費 勘定を用いて処理するのが一般的なようです。

また会社によっては、支払手数料勘定を用いて処理をする場合もあるようです。

ソフトウェア勘定を用いる場合もある

ただし、ウイルスソフトの値段が10万円以上であり、かつ1年以上使用可能となる場合には、購入金額をソフトウェアなどの勘定科目使っていったん資産として処理し、減価償却の手続きにより数年間にわたって費用化処理することが必要となる場合があります。

また、購入したセキュリティーソフトの耐用年数は5年となるようです。

なお、このソフトウェア勘定ですが、簿記3級では扱われていない内容となっており、実際に学習するのは簿記2級となります。

減価償却の仕組みについて

減価償却について

土地以外の有形固定資産は時の流れや技術の進歩などにより、徐々にその価値が減少していきます。

この価値の減少を認識して簿記の中で処理をしていくことを減価償却といいます。

詳しくは下記のページで解説していますので、併せてチェックしてみてください。

関連リンク:減価償却について

消耗品費勘定を用いた仕訳の例

今回はウイルス対策ソフトを例にしていますが、他にも事業で用いる消耗品を購入した場合は消耗品費勘定として処理します。

例えば会社内で使用するティッシュペーパーやコピー用紙等は消耗品となり、使用することで消耗していくものを購入した際の費用として使われるのが、この消耗品費という勘定科目です。

消耗品費は費用の勘定科目

費用

消耗品費は費用の科目です。

消耗品費は増加したら借方に、減少したら貸方に記入します。

消耗品費勘定を用いた仕訳の例

今回は5万円のウイルス対策ソフトを購入した際を例として仕訳の記載していきます。

  • 5万円のウイルス対策ソフトを現金で購入した
借方科目金額貸方科目金額
消耗品50,000現金50,000

以上のように、消耗品費勘定を用いて仕訳を行っていきます。

ウイルス対策ソフトのおすすめについて

PCで分析作業

ここからは簿記の話題から少し離れます。余談と思って読んでいただければ幸いです。

Windows環境でのウイルス対策ソフトについて最近調査を行っていました。
(私は普段Mac環境で仕事をしているので、Windowsについてはまだまだ勉強中です)

Windows環境の場合、もとから入っている Windows Defender というのが優秀でこれのみを利用している方もいるようですが、別途ウイルス対策ソフトをいれて対策を万全にしておきたいと考えている人もそれなりにいます。
(だからこそウイルス対策ソフトも日々進化していっているわけです)

ウイルス対策ソフトの導入を考えているなら実力派のESETがおすすめ

では、新たにウイルス対策ソフトを入れるならなら何が良いのか?と調べていたところ、スロバキアの企業が作っているESETが良いという結論に至りました。

30日間無料で利用できる「ESET NOD32アンチウイルス 4」

実はこのESET、2005年に価格コムのWebサイトが改竄された際にWebサイトに仕込まれたウイルスを唯一発見できた技術として有名になるなど、技術的な部分で注目を集めている実力派のソフトとなります。

ESETは動作も軽い

また、ESETは動作が軽いということでも有名です。

ESETは先にも書いたとおり、スロバキアの会社なのですが、開発当時は社会主義体制下でコンピュータリソースも限られていたよう。そのため、以下に限られたコンピュータ資源の中でソフトを軽快に動作させていくか?が常に課題としてあり、そういう中から今の軽快な動作は生まれたようです。

こういう限られた状況をバネにしてより良いものを作る、という考えは私も非常に好きで、また同じエンジニアとしてグッと来るものがあります。
(ちなみにESETはエンジニア思考な企業でもあるようです)

というわけで、私はウイルス対策ソフトならESETをおすすめします。

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