海外旅行に行くことになったけど、これって経費で落とせるの?

海外旅行に行きました。ちなみにかかった料金は経費で落とせますか? 起業

こんにちはフリーランスと一人会社の二足わらじで日々奮闘している新米社長です。

今日は経費のお話。

海外旅行費用は経費で落とせるの?

お金

今回、家族で海外旅行に行くことになったケースを想定しています。

家族で海外旅行という聞くと完全にプライベートのように思えますが、そのようなケースでも経費で落とすことが可能なのでしょうか?

経費で落とすにあたって常用になるのが、なんのために支出した費用であるか?ということです。

海外旅行の日程に海外での仕事の予定を組み込む

さて、ここでは実際の例を上げてみましょう。

奥さんと子供を連れて家族でアメリカに旅行に行くことになりました。

例に上げる方はソフトウェア・エンジニアという設定です。

アメリカでの旅程の中に2日ほど海外でのテック系のカンファレンスへの参加を予定しています。

テック系カンファレンスでは業務で利用している技術の調査や意見交換なども含まれているため、これは業務に当たります。

(勿論、経費で落とせるかどうかというのは常にケースバイケースになるということに注意してください。疑問があれば 税理士紹介ネットワーク などで税理士さんに紹介してもらうことをおすすめします)

そしてこの方は旅行における全日程の費用を経費として計上して確定申告を行います。

税務調査で否認

確定申告を行ったことがある方はご存知かと思いますが、確定申告では実際の帳簿の中身までは調べられません。

確定申告は自己申告的な側面が強く、その深刻に嘘はないものとして税務局の職員の方も対応してくれます。

では嘘をついても大丈夫かというと当然そんなことはなく、税務局から税務調査が入ることがあり、このタイミングで経費の中身を詳しく調べられます。

今回の例に上げた方はこの税務調査が入ったタイミングでアメリカへの旅行にチェックが入りました。

アメリカへの旅行を海外出張と主張しましたが、残念ながら業務上の費用として認められた分しか経費で落とせないことが決まりました。

つまり本人の移動費用(飛行機代)とカンファレンスへの出席代金のみが費用と認められ、それが以外の費用については経費としては認められないことが決定しました。

このように海外出張と主張したようなケースでも、業務に関係する部分のみが費用として認められるケースもあります。

何でもかんでも経費として計上すると税務調査が入った際に大変なことになるため、日頃からどこまでが業務上での費用となるかは意識しておくことが必要です。

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